
カンビレーの滝近くに開花しているとの事で二日ほど前に見に行った。
毎年この辺りではちょこちょこ見られる。
ハマウツボ科の植物でイネ、ススキ、サトウキビなどイネ科の植物の根に寄生する。
葉緑素を持っておらず自ら光合成を行うことが出来ないので、
他の植物に寄生し養分を取りながら生育する。
うつむいて咲くので別名『思い草』とも呼ばれ、この名で万葉集にも登場している。
道の辺の尾花が下の思い草今さらさらに何をか思はむ雄花はススキのことで、思い草はナンバンギセルのことだ。
誰が詠んだのかは不明らしい。
ito