



宇多良炭坑跡に熱帯アメリカ原産のウナズキヒメフヨウが数株ある。
民家の基礎の跡も残っているのでその時に植えられたのであろうか?
本州では温室でしか見られないらしいが、西表島では自生している。
蕾の時は上を向いているが、次第に下を向き花は開ききらずにうつむいて咲く。
花弁の一部が雄しべに引っかかりこれ以上開かないようだ。
長く飛び出ているのが雌しべ、花弁の先端近くに見えるのが雄しべだ。
これで咲いている状態なのだから、何とも恥ずかしがり屋のハイビスカスだ。
密林の濃い緑の中に鮮やかな赤はとても映える。
ito