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若きマングローブ 2009年02月18日 植物 トラックバック:0コメント:0

胎生種子

マングローブと言うのは、海水が干満を繰り返す潮間帯と呼ばれる
特殊な環境に生育する植物の総称を言います。
世界にマングローブの仲間は100種類ほどあり、日本にあるのは7種類。
西表島では、日本に生育するマングローブのすべてを見ることができます。

この浦内川で見て頂けるマングローブは、
オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギダマシの4種類です。

茶柱のように浮かんでいるのは、オヒルギの種子ですが、
てっぺんに付いているタコウインナーのようなものはガク片です。
この種子、胎生種子(たいせいしゅし)と言います。
枝に実がついたまま種子が発芽して幼根を伸ばしている状態で、
種子が落ちて散布されたときに芽生えやすくしているのです。

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