
可視光線には、長波長、中波長、短波長、
さまざまな波長の光がいろいろな割合で合成されている。
人間の錐体細胞は、それぞれある特定の波長の範囲に
最大限反応するようになっているそうだ。
これら三種類の波長を錐体細胞からの刺激を大脳が組み合わせ、光の色が認識される。
例えば、波長577ナノメートルから597ナノメートルが、
目に入り網膜を刺激したとする。
長波長に反応する錐体細胞と、中波長に反応する錐体細胞が興奮する。
だが、短波長に反応する錐体細胞はほとんど興奮しないらしい。
三種類の錐体細胞の反応の差を大脳が分析し、この美しき橙色と認識するそうな。
なんのこっちゃ、よ~分からんが、
こんな難しいことを思いながら、空色を見つめたことは無い。
なんとも複雑なことを、
いとも簡単にやってのけてしまう人間の脳って素晴らしい。
2009年4月4日、白浜港上空の夕景。