
鳥類が好きなお客さんにとって西表島に来た時に
見ておきたいうちの一つがリュウキュウアカショウビンであろう。
子孫を残すがために遥か南の地より旅をしてくる。
4月の初め頃に到着し、10月の初め頃までにはまた南に旅をする。
密度が濃い故に島ではとても身近な鳥だ。
方言名はゴッカルー。
早朝や夕方に
ゴッカルー、ゴッカルー、ゴッカルー、キュロロロロ~と、よく鳴く。
お聞かせできないのが残念だ。
この時期、彼らの鳴き声で朝目が覚めたりする。
なんとも贅沢な目覚ましではないか。
さて、今年はどれくらい遊んでくれるのか?
ito

スタンダードプランの『マリユドゥ・カンビレーの滝』コースでは
上流の軍艦岩船着場を下船してから通常上流で時間を2時間とりしまして、
お客様各自で滝を見に行って頂いています。
二つの滝を見に行くのがメインかもしれませんが、
滝までの遊歩道沿いでは様々な亜熱帯の動植物を観察することができます。
お客様各自でも十分に楽しめますが、
滝へ急ぐあまり見過ごしてしまうものが沢山あるでしょう。
時間に余裕があり、亜熱帯の森をゆったりと歩きたい方は
是非ガイド付きのエコツアープラン『亜熱帯の森 トレッキング』に参加してみて下さい。
面白いものが沢山見られますよ。
写真から亜熱帯の森の雰囲気が伝わりますでしょうか?
ito
今朝はやく、ガイドの伊藤さんからおやつのプレゼントをいただきました!
やったー!

これはフトトモという植物の実です。
お花はこちら。

こちらの方言では「フード」と呼ばれ親しまれています。
ほんのり甘く、お花の味がします。
例えていえば、女性が使う化粧品の香りに少し似ているかな・・・。
美味しくなさそうな例えになってしまいましたがとってもおいしいですよ!!
実を振るとカラカラと中の種の音がします。
さくさくっと食べる感じ。
みんなで食べたあと、この種を育ててすぐ食べられるようにしよう!と相談中。
はたして芽は出るのでしょうか!?

今年も期間限定の『早朝クルーズとサガリバナツアー』を開催いたしますが、
今から待ちきれなくここ最近はなんだかソワソワしております。
年により花の咲き出しが微妙にずれるのではっきり言えませんが、
例年6月の下旬頃から7月の中旬頃まで真夏の妖精を見ることができる。
一年を通してこの期間だけにしか見ることのできない『特別な光景』だ。
花の数は少ないが、5月19日にツアーポイントでの咲き始めを確認しております。
これから蕾の数も増えていくことでしょう。
こまめに花の咲き具合をチェックしてアナウンスしていきます。
写真は今朝のツアーポイントの様子。
左右にある葉の大きな植物がサガリバナの木だ。
ここは入り口付近でもっと奥までカヌーで漕ぎ進んで行くことになる。
多くのお客さんを特別な場所に案内できるのが今から楽しみだ。
ito

例年、梅雨入りの時と明ける頃にまとまった降水があるが
中程は意外と降らないものだ。
故に梅雨のさ中でも朝夕の美しき情景を味わう事ができる。
実のところ浦内川が一番美しいのは、営業が始まる前と営業が終わった後である。
営業中も十分美しいのだが、取り分け朝夕の美しさは格別だ。
早朝は風もなく水面はフラット、
放射霧がかかればとても幻想的なランドスケープを拝める。
夜のとばりが降りる時も同様に美しい。
どちらも静寂に包まれている。
写真は浦内橋から見つめた河口のランドスケープ。
ito
夜や朝にはものすごい勢いでスコールのうような雨が降る梅雨の西表。
本日も朝はどしゃぶりでしたがすぐに晴れ、滝へトレッキングに行かれるお客様も多い一日でした(^^)
風がなかったのでかなり蒸し暑かったよう。
そんなお客様たちにささやかですが、西表で採れたピーチパインをお出ししました。
船長のお友達の農家の方からいただいたものです。

西表のパインはすごくおいしいです!
口に残る酸味が少なく、ジューシーであま~いパイン。
この時期はこれがなくては乗り越えられません。笑
贈り物にはもちろん、無人販売でも購入することができますので旅の途中パイン片手に散歩するのもありですね!
なーんちゃって。
もう一つ、この梅雨の雨に喜んで出てくる動物がいます。
天然記念物の
セマルハコガメ
この写真は今朝、出勤前に出会い急ぎ足で山に入ろうとする子の邪魔をして撮りました。
拗ねたのかなかなか待っても顔を出してくれず、やっと出た!と思ったら伺い顔で一時停止。
ちょこっとだけ顔を出してずーっとこちらを観察していました。
可愛いなぁ。

みなさんはこんなに鮮やかな
バッタをみたことがありますでしょうか?
このこはその名もイリオモテモリバッタ。
日本で一番美しいバッタとされています。
ちなみにこの子はまだ子供。与那国や、石垣にもいるのですが少しずつ色が違います。
バッタと言えば緑一色を想像しますがまさかこんなにおしゃれな模様をしているとは。
よく目立つのですぐ発見してしまいました。
なんだか動きもゆっくりでおとなしめ。
大人になるともっと模様がはっきりとしてくるそうです。
もっと私に撮影技術があれば・・・と毎回思いますが
相変わらずのリンゴマークの小さな電脳に頼っております。
お許しください。

まだ気が早いが、あと一ヶ月ほどで梅雨明けだ。
夏を告げるカーチバイが今から待ち遠しい。
当社のカヌーツアー『マリユドゥの滝とカヌー下り』では
暑さに負けないために支流の滝に打たれたりもする。
打たれている時に太陽光が射せば、飛び散るしぶきの中で虹が見える。
この上ない至福の時を味わうことができる。
滝に打たれに行きましょうと言った時のお客さんの反応も様々だ。
満面の笑みで目を輝かせる方、全身が濡れてしまうので少しためらう方、
連れが行くと言うので半ばヤケクソになる方(笑)
その反応を見るのがツアー中の僕の楽しみの一つになっている。
ガイドの僕も含め全てのツアー参加者の中で
一番楽しんでいるのはおそらく僕であろう。
ito

本日は受付の可愛いネーネが休みなので
当社の代表が窓口に座っております。
受付嬢ならぬ受付旦那?
このお方、エコツアーガイドであり、遊覧船の船長であり、
八重山古典民謡を三線で奏でる音楽家であり、料理人でもある。
受付のネーネが休みの時は代表が座っていますので
気軽に声をかけて下さいね。
お越しになるお客様の全てがこの窓口から始まります。
よろしくお願いします。
ito
本日は西表にある中学校、船浦中学校の行事
イカダ下りです!

生徒さんがせっせと作った手作りイカダ。
なかなか進みません。笑
朝早くに出発したけれど、帰ってきたのはなんと16:00頃!
休憩もはさみつつですが、さすが体力ありますね~。
ゴールしたころにはみんなお疲れ顔が吹っ飛んで笑顔に(*^_^*)
いい思い出ができたようですね☆

先生たちも含め地元の人も前日にイカダ運びを手伝ったり、なんだか大人のほうがわくわくしていたのでは!?
島でしか、西表でしかできない遊びを子供のころからできるなんて、本当に素敵です。
みなさんお疲れ様でした♪