
浦内川の河口の海と川とを繋ぐ場所に大小二つのアトゥクという無人島がある。
標高は42m、大きい方をウブアトゥク、小さい方をグマアトゥクと言う。
右側にある島は写真では一つに見えますが、これがアトゥクなんです。
アトゥクとはウミウのことで昔は沢山いたそうです。
なんでも海賊キッドがこの島に財宝を隠したそうな、
おいおいホンマかよ!
17世紀のカリブ海をまたにかけたあのキャプテン・キッドが何でわざわざ沖縄に?
しかも西表に?ウソくっせー。
そんな噂が立ち、大正時代に頂上付近まで島内いたるところを掘り起こされたことがあるらしい。
さあ、今から宝を探しに行きますか。

いつも使っている桟橋が大潮で高潮につき水中に沈み使用不可となりました。事務所入り口もごらんの通り。もちろん代替の桟橋から遊覧船は出発いたしました。

今日はそこいらじゅうでお祭り騒ぎだったことでしょう。
なんでも皆既時間が6分を超える今世紀最長の皆既日食で、
国内の陸地で観測できるのは実に46年ぶりとのこと。
そりゃあ、お祭りにもなりますわなぁ~。
へそ曲がりな僕は、世間が異常に騒いでいるので、踊らされるもんか!
と思っていましたが、まんまと踊らされてしまいました。
写真では何やらよう分かりませんが、太陽の後ろの影?の部分が欠けています。
やっぱり太陽が欠けると薄暗くなるんだね。
殺人光線が降り注ぐこの時期にはとてもありがたい皆既日食でした。
いっその事、この時期だけ毎日日食やってくれないかなぁ~。

17日の話ですが、台風6号が西表島の南を強風域がかすりそうな進路で通過して行きました。
直撃はしなかったので雨風による被害はないものの、強風がバーバー吹き荒れていました。
営業終了後に荒れた風景を撮影しようと車を走らせていると
さすがに海沿いは川に比べてさらに風がバーバー。
強風によりオヒルギがダンスを踊っていましたので
ついでに僕も一緒にダンスを踊ってきました。

本日の浦内川上流では地表面に濃い霧が立ち込めていました。
早朝に見ることのできる沢山の美しい景色のうちの一つがこの放射霧です。
霧が太陽にかき消されるまでのほんのひと時ですが見入ってしまいました。
さあ、一日の始まりです。
夜明けの霧は本当に美しいですね。。。

暑いこの時期、日中は殺人光線が降り注ぎ体には毒ですが
川の早朝はとても気持ちが良く、沢山の美しい姿を見せてくれます。
サガリバナはもとより、ちょうど夜明けの時間帯ですから朝焼けが見られます。
僅かに雨が降っていたとしても山にガスがかかり、幻想的な風景を見ることができ
太陽が昇りきる僅かの間ですが、とても美しい川の景色を僕らに与えてくれます。
サガリバナを含めたこの特別な光景を、今年はあと何回見ることが出来るのでしょうか?

ここ2日くらいは太陽が出ているものの、時折上流で雨が降るような天候でした。
雨が中途半端に降った日にゃあ、蒸し暑くてたまりません。
どうせ降るならたくさん降らせてくれ!
もうそろそろ台風のやってくる時期になりましたが、今年はいくつ来るのでしょうか?
3年連続で大きいのが来ていますので今年は来ないで欲しいものです。
浦内川河口の本日の夕景をお届けします。

連日幾人かのお客さまに、サガリバナツアーにお越しを頂いております。
この特別な光景を皆さんにご案内できて嬉しい限りです。
このサガリバナ、早朝のツアーだけで見られるわけではないんです。
『マリユドの滝と浦内川カヌー下り』でツアー中立ち寄るジャングルの中でも見られるのです。
中がサガリバナの群落になっているのです。
サガリバナが僕らの目を楽しませてくれるのは、花の散る今の時期だけではありません。
サガリバナの葉は大きく、落ちる時期には
林床が鮮やかなオレンジや黄色の絨毯を敷き詰めたかのように変貌します。
年に2回、僕らの目を楽しませてくれるわけです。
一粒で二度おいしい、サガリバナちゃんありがとう(笑)

日が登りそろそろ本流へ移動。軍艦岩折り返しで帰りはマングローブをはじめとする亜熱帯の植物の観察をしながら帰還。ありがとうございました。

出発時からぱらつく雨の中出発。
支流へと近づく。まだ目覚めっきっていない脳をサガリバナの色香が覚醒していく。
水面にはすでに落下した花が我々を出迎えた。